2025/08/28 08:22

チュトワがある山梨県北杜市大泉町
八ヶ岳の南麓、標高900〜1000mの「山梨県北杜市大泉町」。その名の通り八ヶ岳からの湧き水が豊富で、澄んだ空気が広がる土地です。
火山灰を中心にできた「黒ぼく土」といわれる土は作物の栽培に最適で、日本一長い日照時間と昼夜の寒暖差が作物の旨味を引き出してくれます。
私たちの自然農法とは
自然環境への負荷を極力抑え、その土地のテロワールを活かして健康な作物を育てること。自然の恵みを頂くだけでなく、土や動植物が豊かになるよう出来ることをお返しする「環境再生型農業」を大事にしています。
1つの農法や不耕起、無肥料にこだわるのではなく、土や作物の様子を観察しながら、環境への負担が少なく、また作物が健康に育つように、その時々でベストを選択しています。
ときに耕さず草をはやし、ときに米ぬか・籾殻・遺伝子組み換えしていない油粕・糖蜜・酵母菌や土着菌を混ぜて発酵させた手作り肥料を与え、農薬や化学肥料に頼らない方法で、「土」を育てることから栽培は始まります。
今年の作物の生産量を増やすためだけに肥料を入れ続けるのではなく、大豆や緑肥、ハーブや蜜源となる植物を組み合わせ、中長期的な長い目でみて良い土が出来るように自然と共存する環境をつくっていく栽培を目指しています。
土壌や水を汚染しないことはもちろん、肥沃な土地を次の世代へ繋げてゆきたい。そんな想いを込めて、私たちは日々「土」から育てています。
自然に負担をかけない農業を目指して
地球に負担をかける石油製品や使い捨て資材は極力使わず、再生可能であったり、自分たちや地域から調達できる材料を選ぶこと。
例えば、近代農業では野菜栽培に安価なビニールマルチと呼ばれるプラスチック製品を使うのが一般的です。しかしこのビニールマルチは薄いので強度がなく、栽培が終われば使い捨て→焼却処理されます。チュトワでは就農当時からビニールマルチを一切使っていません。代わりに稲わら、籾殻、草などを使って、土に還ったとき分解され畑が豊かになる方法を選んでいます。また野菜を発送する梱包資材も極力プラスチックを使わず、無放送や紙で野菜を包み、新聞紙などを緩衝材がわりに発送しています。
農園の田畑周辺にはフクロウや野鳥が暮らす森や岩魚が住む清流が流れています。この豊かな多様性を守り、鳥や虫、草木や花々が共生できる居場所をつくることは、人間である私たちにできる大切な役割だと考えています。
大切な人や大好きな森、世界のためにできることが多いから農家になった
農業とは「人間生活に必要な作物を作り、また有用動物を飼い育てる生産活動」と辞書に書いてあります。この農業を【持続可能】にしていくためには、拡大や成長を求め続けるを最良とした資本主義的な農業ではなく、自然界や社会とのつながりを大切にした「循環可能かつ生産的な農業」が必要だと感じています。
このような農業を環境負担が少ない方法で、美味しくて安心して食べてもらえる野菜やお米を届けたい。私たちのお届けする作物は、スーパーや大手に比べると安価ではなく、買いに行けば年中野菜が揃っている便利さもありません。「ちょっと面倒で高い」と感じることもあるかもしれません。
でもスーパーでは買えないようなびっくりする鮮度、完熟した果実の美味しさ、食べたことない野菜の「旬」の味を食卓で味わうことができると思います。旬とは美味しく栄養価の高い食材がたくさんできる時期を指します。春から冬まで変化する畑直送の野菜の「旬」をまずはシンプルな味付けで召し上がってください。きっと野菜やお米の元気の良さが皆様やご家族の身体へ伝わって、元気の芽がぴょんと飛び出す一食になれば幸いです。
世の中のために一人ができることはわずかでしょうが平和を願って、私たちは今日も田畑へ立ちたいと思います。チュトワでは、菜園講座や援農さんの受け入れもしています。よろしければチュトワ田畑で一緒に野良仕事しながら、美しい農村風景を見て清々しい時間を共に過ごしましょう!
最後まで長文お読みくださり、ありがとうございます。私たちの想いに共感していただける皆様と出会えたことに心から感謝いたします。
オーガニックファームチュトワ 高井、村瀬